H22年度卒業研究

 C06036 塩島 俊介
「大規模商業施設駐車場の利用状況に関する研究」
C07023 栗原 裕樹
「国道50号線2車線区間の速度緩和の可能性についての考察」
C07039 只野大樹
「快適環境を考えた「におい」によるまちづくり-港町・宮城県石巻市を事例として-」
C07040 田代晃一
「ストリートブランド取扱店が地域活性化に及ぼす影響に関する研究」
C07041 田邊 靖貴
「足利市における自転車を利用したまちづくりの研究-自転車施策先進都市を参考として-」
C07063渡辺直人
「住みよさに関する新しいランキング方法の提案による地域活性化の研究」
                
 卒業研究とは何だろう?数ある中には、「エッ?これが・・・」的なレベルのものもあるかもしれない。30数年前の管理人の学生時代を振り返っても、「ウーン・・・・」である。でも、一生懸命まずやることだと思う。手抜きして形だけ整えても仕方ない。構想通りに進まず、集めたデータがボロボロで「とてもそんなこと言えないよ」となるかもしれない。「ホーッ、なかなか面白い」という結果が出るかもしれない。すべて含めて、卒業研究なのだと思う。
 今年も好き勝手なテーマを選んで、全員、四苦八苦したなあ。指導する側も随分勉強させてもらった。規制速度が緩和されてすぐの研究なんか旬である。某社の住みよさランキングは、外国人労働者が大勢転入している町は高得点になる!「へーっ」と驚いた検証結果だった。
去年よりも関東支部での発表を意識したスケジューリングの結果、2名が発表にたどり着いた。本当は、もう2名参加させようかものすごく迷った。しかし、他流試合である。余りにズタボロで自信を失わせてはいけないと管理人は躊躇してしまった。今でもはたして自分の決断は正しかったのか、答えは出ていない。ストリートブランドについての某先生のコメントは、「オジサンたちには初めて聞く言葉でした」
「匂いね・・音まではまちづくりとして研究したけど」と某先生も後から笑顔で話してくれた。
 3月10日のことだった。応援団も駆けつけて、研究室として初めて集合写真が撮れた。嬉しかった。
学生とピース!ピース!の写真を撮りたかった・・・

次に日は、あの大地震である。なかなか連絡がとれずに気をもんだ。幸い学生は全員無事だったが、実家が被災した者もいた。親族・親戚の方が亡くなった同僚や学生も多い。冥福をお祈りするばかりである。いえることは、「Go ahead!」のみである。

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