途上国用集光型パキスタンバージョンの説明のページです。
途上国用集光型パキスタンバージョン
直径約1.2mのパラボラ型(集光型)のソーラークッカーです。材質はトタン板で、当初はこれにアルミホイルを
貼って使用するつもりでした。トタン板同士は針金で数箇所留めてあるだけです。2006年パキスタンに持ち込み、組み立て終わり
アルミホイルを貼ろうとしたらパキスタンではアルミホイルが一般的でないことが判明し、トタン板の表面のまま使用しました。
問題なく使用できましたが、表面がすぐ劣化し、反射率が激減する可能性があります。これはトタン板ではなく、ブリキ板を使用する
ことにより回避できると考えています。パキスタンでは鏡面仕上げしたステンレス板は手軽に手に入るので、最初からステンレス板で
作って持ち込めば良かったと反省しています。
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パキスタンでお世話になった日パウェルフェアーの敷地(ここも地震被災者のテント村です)にて組み立てを開始したところです。
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針金で比較的細かく留めているため形状はかなり正確にパラボラになっています。
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お世話になった督永忠子さんです。小学校前でのゲリラ的デモンストレーションです。
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各国政府およびNGOが支援するかなり大きなテント村(Gブロック)にて実演しました。