折鏡は切れ目がなく一枚の銀紙から折り上げることができます! 折紙式ですが、2段階に角度調節できるパネルがひとつあり、1年中使えます。
B1サイズ(Mサイズ)とB2サイズ(Sサイズ)の2つの大きさを用意しましたが、Sサイズでも実験をするには十分なパワーがあります。
手前はSサイズをたたんだ状態です。とても小さくなります。
夏には上図のように使用します。Sサイズの場合、適した鍋のサイズは、350mLの缶か、紙コップ大の黒い容器になります。
写真ではサイズと角度が分かりやすいように、鍋の代わりにコーヒーカップを置いています。
上の方から覗き込んでいるのが分かると思います。反射板にカップがたくさん写っていますね。
冬にはこのようなセッティングになります。
前の方から、浅い角度で覗き込んでいるのが分かりますか。
やはり、反射板にたくさんのカップが写っていますね。
こんなに小さなパネル型クッカーですが、意外とパワーはありますよ。
折るのにはちょっとしたコツが必要になります。
紙を立体的に動かしながら、鶴を折るようなテクニックで形にします。
小学校高学年か、中学生くらいに向いているかも。
では、こんな風にセットして、使ってみましょう。
中に入っているのはチョコパウンドケーキのタネです。黒アルミホイルでカップを作り、コップの中に入れてラップの蓋をしました。
晴れたり曇ったりだったので、1時間ではMサイズのものだけ焼けていました。
今度は紙コップを墨汁で黒く塗り、黒アルミホイルを蓋にして、PPの袋に入れます。濡れても色落ちしないし、すぐ乾くので便利です。
前日に失敗したSサイズで再チャレンジです。11月の最終日で、今年一番の寒波が来ていました。10時から11時の1時間です。当然冬の置き方になっていますし、パネル角度も真冬のセッティングです。
パウンドケーキのタネを50g入れました。この通りちゃんと焼けています。この後1時間ずつ何時くらいまで焼けるか実験するつもりでしたが、徐々に日が弱くなり、11時にセットしたものは中まで固まりませんでした。
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