住宅関連のフリーペーパーの依頼で考案した段ボール箱クッカーです。
Carton Cooker for an article of a free paper."
作り方
このような幅、高さ、奥行きの順で長い段ボールの箱をひとつ用意します。
大きさは自由ですし、使い終わった空箱で結構です。比率もだいたいで構いません。。
箱の上面と底面を開くとほとんどの箱はこのようになるはずです。(このようになる箱を選んでください。)
赤い線でカットします。上のフリップを切り取りますが、図のようにのりしろ2cm程度を付けてカットします。
底面をもとの位置に配置して開くと、このような十文字になります。
パーツC1をC2に隣り合うように移動し、図のグレーの部分をボンドでC3、C4にのり付けします。さらに、パーツA1、A2、B1、B2を図のようにのりしろを使ってC1、C3、C4にボンドでのり付けします。
図のようにいらない部分を切り取ります。切り取った部分は後で障子ノリを塗るのに使えます。
障子用のノリと刷毛でひと区画ずつアルミホイルを貼っていきます。多少のしわや凸凹は気にしないでください。一晩、十分に乾かしてください。
乾いたら、背面(A1、A2とC2)を2つのクリップで下図のように固定します。サイドのパネルが約60度になるように調節してください。前面のパネルは細長い三角の合わせしろを山折りにしてC3、C4にクリップで固定します。
前面パネルは季節や時間に応じて、鍋に当たる光を見ながら調節してください。7月の正午近くに使用するなら水平から45度くらいがちょうど良いと思います。
使い方は003と同じです。黒っぽい鍋に食材を適量入れ、ポリプロピレン製のビニール袋に入れてセットします。そのとき、鍋とアルミ箔の接触面積を小さくするため、鍋の下に割りばしや小枝を2本敷きます。
うちのアフリカ人留学生が大好きなケニアの炊き込みご飯”ピラウ"が完成しました。