NHK首都圏ネットワークで紹介された段ボール箱クッカーです。
Carton Cooker which was brought up on NHK's TV programme "Metropolitan Area Network."
作り方
このような幅、高さ、奥行きの順で長い段ボールの箱をひとつ用意します。大きさは自由です。
![Cartonstep1](Cartonstep1.jpg)
今回説明に用いた箱はbが40cm程度の大きさですが、夏場であれば2合程度のご飯は炊けます。
![Cartonstep1](Cartonstep2.jpg)
まず上の4つのフリップを切り離します。これは後程使いますので捨てないでください。
![Cartonstep1](Cartonstep3.jpg)
長い方をA、短い方をBという名前にします。
![Cartonstep1](Cartonstep4.jpg)
次に図の赤線の部分を切ります。
![Cartonstep1](Cartonstep5.jpg)
このような十文字になります。中心部分がバラバラになってしまうときはボンドでくっつけてください。
![Cartonstep1](Cartonstep6.jpg)
まず、図の赤い線に沿って切り込みを入れてください。次に切り離してあるAとBを図のあたりにボンドで貼り付けます。位置はだいたいの見当で大丈夫です。
![Cartonstep1](Cartonstep7.jpg)
障子用のノリと刷毛でひと区画ずつアルミホイルを貼っていきます。多少のしわや凸凹は気にしないでください。一晩、十分に乾かしてください。
![Cartonstep1](Cartonstep8.jpg)
乾いたら、背面(大きな部品Aを付けた側)を2つのクリップで図のように固定します。サイドのパネルが約60度になるように調節してください。
![Cartonstep1](Cartonstep9.jpg)
次に前面は、切り込みを入れたところから折り曲げ、底面の一部も前面パネルとして使用します。赤い線のように前面パネル全体が平らになるように部品Bとサイドパネルをクリップで固定します。
![Cartonstep1](Cartonstep10.jpg)
横から見るとこんな形になるはずです。
![Cartonstep1](Cartonstep11.jpg)
前から見るとこんな形。
![Cartonstep1](Cartonstep12.jpg)
前面パネルは季節や時間に応じて、鍋に当たる光を見ながら調節してください。7月の正午近くに使用するなら水平から45度くらいがちょうど良いと思います。
![Cartonstep1](Cartonstep13.jpg)
使い方は003と同じです。黒っぽい鍋に食材を適量入れ、ポリプロピレン製のビニール袋に入れてセットします。
![Cartonstep1](Cartonstep14.jpg)
鍋とアルミ箔の接触面積を小さくするため、鍋の下に割りばしや小枝を2本敷きます。
![Cartonstep1](Cartonstep15.jpg)
こんな感じにセットして、前面を太陽の方に向けます。1時間半ほどほっといてください。
![Cartonstep1](Cartonstep16.jpg)
テレビで紹介したようにパウンドケーキが簡単に焼けました。