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テルケス型ソーラークッカー製作手引きのページです。

自然エネルギー・環境実習A REE Practice A

太陽熱(中條)のテーマを実習中の学生のみ参考にしてください。



テルケス型ソーラークッカーの作製と性能評価

 テルケス型ソーラークッカーは箱型に分類されることが多いのですが、特徴的には箱型と集光型の中間にあり、双方の長所、短所を引き継いでいます。つまり、加熱力は高いのですが指向性が強く、箱型より頻繁な方向、角度調整が必要となります。以下に段ボールを使用した場合の製作例を示します。

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上の図は熱箱部分の部品です。これらを組み合わせて下図のような箱を作り、架台に水平になるように固定してしまいます。この箱の部分は調節時にも傾くことはありません。これをモデル化すると以下のようになります。

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熱箱部の一番外側のフタに相当する部分の上面と前面に透明フィルムを用います。これをはずして、鍋の出し入れを行います。架台に取り付けた例を以下に示します。

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この作品は高校生がサイエンスキャンプで作ったものです。彼らは反射板の一部を延長する作戦を立てました。

その反射板ですが、展開図は以下のようになります。それぞれ2枚ずつ作ります。

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これを組み立てたものをモデル化すると以下のようになります。

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反射板を被せ、角度を固定できる仕掛けを付け加えて完成です。完成した作品例を以下に示します。反射板の一部(下面のみ)が延長されていますが、高校生にはどのような思惑があったのでしょうか。皆さんならどう手を加えますか?

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