足利工業大学工学部機械工学科
 牛山泉研究室

 工学部の場合には、社会のニーズが研究室における研究内容に取り入れられ反映される事が多い。 また、研究室の研究結果が直接的・間接的に実用化され商品化されることは望ましいことである。 足利工業大学の牛山研究室は、20年以上も前から風力や太陽光など、自然エネルギー利用の研究に 従事しており、特に風力エネルギー研究はわが国における草分けとも言える。その成果は地元のみならず 全国各地の企業の風力発電機など環境機器の開発に生かされている。また、開発途上国向けの 適正技術の開発も極めてユニークなもので、わが国においては他大学に例がないことから国際協力 事業団や新エネルギー財団の海外からの研究生の見学ルートにもなっている。
 さらに、牛山教授が、足利工業大学総合研究センターのセンター長を兼任していることから、 産業界や地方公共団体あるいは政府機関などとのつながりも強いのが特徴であり、産学協同や国際共同研究 なども積極的に行われている。


研究室概要

設立: 1971年4月 (学内で最も古い研究室の一つ)

学生数: 4年生 7人、 修士1年生 2人、 修士2年生 5人(うち外国人1人)、海外研修生 1人、客員研究員 3人

主な就職先: 日立製作所、三菱電機、三菱自動車、ヤザキ総業、ダイハツ工業、タダノ、 電業社、日本工営、日本電気精器、東芝エンジニアリング、日本電気エンジニアリング、 新明和工業、白十字、サワフジ電機、小倉クラッチ、三和工機、日本放射線エンジニアリング、 公務員技術者など、機械・電機メーカーやエンジニアリング産業さらには途上国関連業種も

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