詩歌で表す電気電子工学



直流は
流れの向きが
変わらない
海へと向かう
川のごとくに



交流は
流れの向きが
変化する
寄せては返す
波のごとくに

 電気は目に見えません。そこでイメージやモデルを頭に思い浮かべて考えることが大切です。短い言葉の集まりで表現できる短歌や俳句は,このイメージ化に役立つと考えられます。この直流と交流の短歌は,私の本学研究集録第40号論文「詩歌で表す電気電子工学(T)」からの抜粋です。