平成25年度卒業研究

 

いろいろあった,でも最後は全員ちゃんと着地した,ご苦労さん,そして,卒業おめでとう.

All for one, one for all の精神で調査は全員参加,でも,さすがに1月になるとそうも言ってられなくなった.事情はいろいろある,しかし,やり遂げたことで一つ大人になって社会に出ていくことができる筈だ.

C10005 江部 孝文「過疎地域における給油難民に関する研究−栃木県を例として−」
C10008 金子 元紀「交通事故に関する高齢ドライバーの運転特性の分析」
C10009 岸 美沙紀「商店街における情報発信と賑わいの関係に関する研究」
C10011 桑原 温美「地方における連続立体交差事業に対する住民意識の研究−伊勢崎市JR両毛線・東武伊勢崎線を例として−」

 ガソリンスタンドでアルバイトした経験から給油難民について調べてGISを駆使して,
栃木県には居ないはずのガソリン難民(高齢でガソリンスタンドまで運転していくのが大変な方々)の存在をあぶり出せたかもしれない,あくまで,仮定である.それにしても面白い研究である.土木学会関東支部栃木会で発表したものなあ・・・・
「じいちゃんが車庫の出し入れで車こすって・・・なんとかならないもんすか」研究動機は明瞭だったが,途中でそのじいちゃんが亡くなってめげたなあ・・・優しく繊細なナイスガイだと思う,もう少し勉強すればもっとナイスだ.
「高校生の頃,いつも寄った『ケンタ』が無くなってしまって,どこまで寂れるんだ,私の街!」何か,役所や商店街のイベントはあんまり役にたってないのではないか?ホントか?データで示せ!せっせと古い新聞情報を漁って,多変量解析を勉強して,よく頑張ったね.
「連立は恰好いい!」典型的ドボジョである.「連立萌え」かな?地方都市で連続立体交差があるということは,街になったようだと地元民は喜んでいるという調査結果が出た.確かに列車本数が少ないから騒音振動はあんまり気にならないよな・・・・当たり前かな?当たり前のことをきちんとデータで示すことがどんなに大変か,それがわかっただろう.国交省街路施設課まで聞いてしまった.公共事業パンフレットのアーカイブも参考にさせてもらった.

最後に卒研を一言でいえば,シリーズである.
「先手必勝」・・・・確かにそうだった.「ギアなし:自転車はこがなけりゃ進まない」・・・・ようやく気付いたか.「第Wコナーからの追い上げ」・・・・一応の自覚はある.「人・複数のpeople」・・なるほど,いろんな人の力,隣の研究室まで動員したものなあ・・・人間の関係性とでもいいたかったのか,数は力か?

 

しかし,あいつはうちの研究室所属ではなかったが,いつも映っているなあ・・・・・・Nだよ!