「風と光の広場」
間伐と間伐材 木のおかげ(木陰) 建築学科 尾内 俊夫 研究室 「環境」という言葉に森や林をはじめとして木は深く関わっています。 二酸化炭素による温暖化など、今や地球規模で環境を考えねばなりませんが、森の木々は成長を続けている間、光合成によって炭酸ガスを吸収し、酸素を排出しています。木造住宅群は、森が町にやってきたと言っても過言ではありません。 街路樹や公園の木々は、見た目にも安らぎ感を与えてくれますし、夏の木陰は適度な温度や湿度の調整を行ない、通りすがりやたたずむ人に快適な場所を提供します。又、森は水の浄化や保水に貢献し、川下の水害の防止にも役立っています。
木のおかげ(木陰) 建築学科 尾内 俊夫 研究室 「環境」という言葉に森や林をはじめとして木は深く関わっています。 二酸化炭素による温暖化など、今や地球規模で環境を考えねばなりませんが、森の木々は成長を続けている間、光合成によって炭酸ガスを吸収し、酸素を排出しています。木造住宅群は、森が町にやってきたと言っても過言ではありません。 街路樹や公園の木々は、見た目にも安らぎ感を与えてくれますし、夏の木陰は適度な温度や湿度の調整を行ない、通りすがりやたたずむ人に快適な場所を提供します。又、森は水の浄化や保水に貢献し、川下の水害の防止にも役立っています。
◎間伐と間伐材, 人工植林した森を健全に育てる為、最初、細かく植えた木をちょうど大根畑で間引きを行なうように、15年後ぐらいから定期的に数回に分けて選別除去し密度を調整します。 これを間伐といい、その時、切り出される成木に至らない木材を間伐材といいます。最後の間伐はおおむね40年後位になり、森を育て木を育てる事は大変気の遠くなるような時間を必要とします。
◎間伐の現状 1995年現在、わが国の人工林面積は国土の28%、森林面積の40%を占めています。間伐が必要な時期が来ているのに、まだ十分行われていないところが多く、間伐の必要な面積の約半分くらいしか行なわれていないようです。それは、間伐材が資源として約50%の利用しかなく、あとは放置されていることにも原因があります。これは、成木になるべき木の育成を悪くし、森全体の崩壊にもつながり、環境保全の面からも見過ごせない状況なのです。
◎間伐材の利用を考える 間伐材は成木よりも細く、やわらかいので木造住宅の柱には使えません。そこで、屋根や床の下地材やコンクリート型枠の角材などに使われています。また、最近落石フェンスの緩衝(かんしよう)材土止め用丸太、高速道路の遮音壁にも使われるようになりました。 しかし、利用の方法、範囲をまだまだ広げる必要があります。
◎緑陰教室 風と光の広場の間伐材を利用した木製デッキによる緑陰教室は、その試みの一つです。半径10mの円形で、面積は314u、栃木県産のスギ18年から25年のものを約2,000本使用しています。