活動内容

 ・木材利用と地域の森林資源についての調査研究

 ・木質住宅の構法改良についての研究

 ・木質住宅の耐震性についての研究

 ・すじかい、床パネルの加力実験

 ・接合法の研究 

0.間伐材を活用した野外施設(緑陰教室〜風と光の広場〜)

本学にある風と光の広場に、間伐材を用いた野外木製デッキの考案、設計を行いました。

間伐材とは??

植林された森林において、15年程おきに密度調整のために切りだされる、まだ成木に至らない

木材のことをいいます。 これら間伐材の資源としてのさらなる有効利用を考えることによって、

環境保全や資源の節約に繋がると考えています。                                               

さらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ                                                       

  間伐材について

 

1.木質住宅の工法に関する研究     

  我が国の木質住宅について一般的な工法として、主要な構造体を柱梁などの水平垂直の線材で構成する軸組工法がある。  

 さらに、20年程前に北米から、枠組み壁工法(2×4工法)が導入された。

 この両工法は施工上の効率化を始めとして、生産性の向上がまだまだ可能で合理化の推進が望まれる。

そのためには、住宅の低価格化と機能の向上を目指して最適な工業化の方法を探り、耐震性、耐久性の向上や様々な意味での環境的な面の配慮を十分にしなければならない。

そこで、木質住宅についてドイツなど先進諸外国の実状を調べたり、実験、研究を行っています。

   
 
2.木質住宅の耐震性についての研究

 1995年における阪神大震災を期に

ますます住宅における耐震性能向上が望まれています。     
  そこで!!

住宅における耐震性を調べるため、

実際に枠組壁工法住宅(2×4工法)を用い、地震を想定し水平力を加えることにより

住宅の耐力や変形性状、そして破壊状態を計測・観察し、耐震性能向上のための研究に力を入れています。



 
3.再生プラスチックに関するする研究     

  1度ゴミとなってしまったプラスチックは、
  同じプラスチックとして再生が困難であるので、
  繊維などとして再生されることが多い。

  そこで!!廃材になった木材を細かくした木材チップと混ぜ合わせ
  練合成形による部材を作った。

  この部材について、圧縮及び曲げ実験などを行って
  他の木材やプラスチック等との強度の違いや
  その用途について実験及び検討しています。
 
 
 

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